修論発表会の不安や緊張との向き合い方

研究生活
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長くて辛いことの方が多かった研究生活もいよいよ大詰めです。

その締めくくりであり、最後の試練が修論発表会です。

カワラボ
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もうひと踏ん張りですね

これまで嫌というほど発表を経験してきたと思いますが、教授陣に研究を審査されるので独特の緊張感がありますよね。

質問に答えられなかったら… と毎日不安で頭がいっぱいではないでしょうか。

緊張は避けられないと思いますが、不安材料は少しでも減らしたいと思います。

ここでは、修論発表会の不安や緊張との向き合い方について紹介します。

目次

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質問に対する完璧な答えは無い

自身が行ってきた研究が審査される場なので、教授陣からの質問には完璧に答えなければいけないと考える方もいると思います。

いくら質問対策をしても、全く想定していない鋭い質問が来るんじゃないかと不安ですよね。

もしかしたら研究の課題を指摘されてしまうこともあるかもしれません。

ですが、どんな研究にも課題は必ずあるので、課題を指摘されたとしても別に何の問題もありません。

そもそも研究に完璧な答えは無いので、自身の考えをそのまま述べてください。

  • これまではその課題に対してどう考えていたか
  • 今後はどうする必要があると考えているか

もし、これまで考えもしなかった指摘で、今すぐに考えがまとまらないのであれば、素直に「考えていませんでした」と回答しましょう。

曖昧で滅茶苦茶な回答が一番良くないですし、質問者も完璧な回答を求めているわけではありません。

「ご指摘ありがとうございます」とお礼の言葉を述べれば、それ以上言及されることは無いと思います。

また、質問内容がよく分からない時は「~というご指摘でしょうか ?」と自分が答えやすいように置き換え、質問者に確認した上で回答しましょう。

質問に上手く対応できなかったくらいで卒業が危うくなることはありません。

知識不足のはずがない

教授陣と言えども自分の専門分野以外はそこまで詳しくありません。

それに質問されるのは自分が取り組んできた研究・実験に関することだけです。

自分の研究テーマや行ってきた実験に関しては誰よりも考えてきたと思います。

  • 研究意義
  • 実験条件設定の理由
  • 実験結果の考察
  • 今後の展望

知識不足のはずがありません。

カワラボ
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自信を持って臨みましょう !!

修論を書けるほどの実験データを取得し、修論を完成させたのは他でもなく自分自身ですよね。

研究を進めてこれたということがあなたは知識不足ではないという何よりの証拠です。

批判や指摘は真摯に受け止めて修正すればいい

修論では主査である指導教授に加えて、他研究室の教授が副査 (複数人) として審査に関わります。

さらに、修論発表後には修正期間が設けられており、副査に指摘された箇所を修正してから再度提出するのが一般的な流れです。

発表本番では教授陣から様々な意見、批判や鋭い指摘を沢山頂くと思います。

緊張しないのはほぼ不可能ですが、指導教授に合格と認められたから修論発表の機会を得られたわけなので、余程穴だらけの研究でない限り、発表の出来だけで留年になることは無いので安心してください。

指摘された箇所、発表の時に上手く質問に答えられなかったり、分からなかった点があっても修正あるいは追加して再提出すれば大丈夫です

自分を褒める

まだ修論発表が控えていますが、よくここまで頑張ってきたと自分を褒めてください。

研究室で過ごした期間はしんどいことの方が圧倒的に多かったと思います。

  • どれだけ試行錯誤しても報われない日々
  • 進捗を出さなければいけないプレッシャー
  • ダメ出しが止まらない研究報告、発表練習
カワラボ
カワラボ
最後の研究報告が終わった日は嬉し過ぎて帰りの電車で泣きそうになりました。笑

頑張ってきたから修論発表を無事に迎えることができるんです。

決して簡単なことではありません。躓いてしまう方がいるのも事実です。

「よく頑張ってきた、だから研究生活最後の修論発表会もこれまで通り頑張ろう」

悔いが残らないように最善を尽くしましょう !!

最後に

修論発表に全然不安がない学生はいないでしょうし、緊張しない学生もいないと思います。

修論発表会は自分が優秀な学生だとアピールする場ではなく、取り組んできた研究を発表する場です。

噛んでしまったり、質問に上手く対応できなかったくらいで不合格にはなりません。

自分が取り組んできたことに自信を持って本番に臨んでもらいたいと思います。

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過去に研究室生活がしんどくて逃げた経験がありますが、なんだかんだで無事に修了することができました! このサイトでは辛い研究生活の乗り越えるためのアドバイスを中心に紹介したいと思います。

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