研究室の教授と合わない学生が関係を悪化させないために意識すべき点

研究生活
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研究室のボスである指導教員との相性に悩む学生さんは少なくないと思います。

  • 考え方が合わない
  • 指導方針が合わない

教員との関係が悪くなってしまったら、自身の学生生活に支障をきたす可能性もあるので、卒業のために我慢するしかないのが現実だと思います。

しかし、ただ我慢するしかない状況は精神衛生上あまり好ましくありません。

そのため、相手を変えることは不可能なので、無事に卒業を勝ち取るために自分自身の意識を変える必要があります。

ここでは、指導教員との関係を悪化させないために心掛けて欲しい点を紹介します。

目次

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自分に非がある状況は絶対に作らない

指導教員と学生の間にはっきりとした上下関係があり、指導教員に認められなければ大学は卒業出来ません。

さらに指導教員に認められるためには、

  • 研究活動 (主に実験)
  • 論文執筆

が必要ですが、どちらも教員の指導が不可欠です。

そのため、指導を放棄される状況だけは絶対に避けなければいけないので、そのきっかけを作らないように心掛けなければいけません

指示待ちは致命的

初学者、特に B4 の学生さんだと仕方がない点は否めませんが、指示待ちタイプはそもそも研究に向いていないのでかなり苦労すると思います。

何をすべきか具体的に指示するのは指導教員の仕事ではありません。

これは学生自身の問題で、自分で考えて実験するのが研究です。

カワラボ
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実験に慣れていない内は先輩に指導を仰ぎましょう

その過程でアドバイス、批判や指摘をするのが指導教員の仕事です。

さらに研究は上手くいかないのが普通なので、指導があったから上手くいくものではありません。

そのため試行錯誤が欠かせませんし、教員が割り当てた研究テーマだとしても、学生の研究テーマなので学生自身が自立しないとなかなか研究は進展しません

「指導してくれないから研究が進みません」というのは一切通用しないので、少しずつ自立していけるように努力しましょう

研究への批判・指摘は真摯に受け止める

自分のテーマに責任を持って研究に取り組む姿勢は素晴らしいですが、研究が停滞している時に、自己流を貫かないよう注意が必要です。

教員は専門家なので研究への批判・指摘は真摯に受け止め、改善に努めましょう。

実験結果に関しては運の要素やテーマの難易度も絡むので仕方ありませんが、自己流を貫くのに結果が無い学生に対して厳しく接するのは当然ですよね。

私自身も B4 の頃は結果が伴わないくせに自分のやり方に固執していたので、指導教員から厳しく言及された経験があります。笑

実際に報告会の場で厳しく言及される学生を見てきましたが、自己流タイプが多かったです。

しかし、まだ指摘してもらえるのはありがたいことで、何にも言われなくなってしまった時は見捨てられたと思ってください。

挨拶や報連相は徹底する

研究室に在籍すると指導教員から「社会人として~」なんて話を沢山耳にすると思います。

それは学生自身に社会人としての振る舞いを求めているからです。

そのため、挨拶や報告・連絡・相談は徹底しましょう。

特に就活で遅刻や欠席の連絡をする際には、企業名や日時も併せて、当日ではなく前もって連絡しましょう。

また、教員も色々と忙しいので研究やその他のことに関して相談したいことがある時にはアポを取るように心掛けてください。

とにかく相手に対して失礼のないように注意しましょう。

手遅れになる前に学生相談室を利用する

学生側に問題がある場合もありますが、教員側に問題がある場合もあります。

ただ、どちらの場合でもただ単にその状況を放置するのは学生にとって望ましくありません

一番避けなければいけないのは関係が悪化したことがきっかけで卒業が危うくなる事態です。

そのため、関係が悪化して手遅れになる前に学生相談室を利用してください。

相談員さんは学生の悩みを聞いてくれますし、教員と学生の間に入ってくれる場合もあります。

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同じ研究室の同期は三者面談をしてました

学生と教員の双方の主張があると思いますし、人間なのでどうしてもお互いに感情的に言い争ってしまう可能性もあるので、学生相談室のような第三者を頼った方が良いと思います。

最後に

指導教員との関係に悩むのは珍しいことではありません。

無理に合わせる必要は無いと思いますが、最悪の事態を招かないために、自分がやれることは最低限やるように心掛けてください。

我慢するのは最終手段です。

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過去に研究室生活がしんどくて逃げた経験がありますが、なんだかんだで無事に修了することができました! このサイトでは辛い研究生活の乗り越えるためのアドバイスを中心に紹介したいと思います。

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