全然進捗が無いときの研究/進捗報告会で大炎上を防ぐために最低限できること

研究生活
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研究生活では精神的に堪える状況を何度も経験すると思います。

その中でも、進捗が無い時の研究報告会は炎上、公開処刑に直結しやすいので、全然進捗が無い状態で迎える研究報告会が最も絶望的な状況ではないでしょうか ?

カワラボ
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生きた心地がしませんでした

「これは指導なのか ? 」と疑問に感じるくらい厳しい言葉で詰め寄られることもあると思います。

なかなか進捗が出せなくて精神的に参っている状態に、追い討ちを掛けられた経験のある方もいるのではないでしょうか。

私はその経験がありますし、研究室のメンバーがボッコボッコにされている状況も沢山目にしました。

他人が関わる問題なので完全に炎上を阻止するのは厳しいと思いますが、その被害は最小限に抑えたいですよね。

ここでは、全然進捗が無い時に炎上の被害を最小限に抑えるために出来ることを紹介します。

研究/進捗報告会への強い苦手意識を少しでも和らげるために必要な心構え
プレゼンが苦手な方でも研究生活では必ず研究/進捗報告をしなければいけません。 大学生であれば講義で何回かプレゼンを経験された方が多いと思いますが、講義とは違い徹底的にダメ出しをされるなど長時間お説教をされる可能性があるのが研究報告会です。 ...

目次

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とにかく見やすくて分かりやすいプレゼンを心掛ける

大炎上してしまった先輩、同期や後輩を何人も見てきましたが、その多くに共通していたのが資料とプレゼンが雑だったということです。

相手の目にいい加減に映ってしまうような発表は炎上の引き金になりかねません

  • 実験データをそのまま貼っただけで説明が無い
  • 図や文字の適当な配置
  • 本人にしか分からない表記
  • 考察 & 具体的な改善策の提案が無い

研究が停滞するのは誰にでも起こり得るので悪いことではありませんし、実際に進捗が無くても炎上しないで済んだ人もいました。

「いい加減に取り組んだから進捗が無いんじゃないのか💢」と思われないために、資料作成やプレゼンにも細心の注意を払いましょう。

カワラボ
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研究室には資料作成やプレゼンの際のルールがあると思うので、それに忠実に従いましょう !!

研究報告会はアドバイスを頂ける場でもあるので、分かりやすいプレゼンを心掛けて損はありません

自己流に拘らず、批判・指摘は真摯に受け止める

自分の研究に真剣に取り組むのは素晴らしい姿勢ですが、進捗が無い時ほど自分のやり方に固執するのはよろしくありません

教員はその分野の専門家なので、研究への批判・指摘は真摯に受け止め、改善に努めましょう

指摘通りに実験したから必ず上手くいくわけではありませんが、自己流で上手くいかない結果が出ているのに、そのやり方に固執する学生さんに対して厳しく言及するのは当然ですよね。

カワラボ
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私が炎上した時はこのパターンでした。泣

また、自分自身で現状を客観視することも大切です。

つい目の前の課題に気を取られてしまうと思いますが、論文の核となる実験データの取得に多くの時間と労力を割きたいです。

行き詰った時ほど現状を客観的に評価し、周りの意見も参考にしましょう。

あらかじめ指導教員に相談する

発表当日の炎上を確実に避けるなら、報告会の前の週にあらかじめ指導教員へ相談を持ち掛けてください。

カワラボ
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私の先輩は進捗が無い時は、必ず報告会の前の週に相談しに行ってました。笑

厳しいお言葉を頂く可能性もありますが、事前に現状を知ってもらうことによって、当日の被害を最小限に抑えられると思います。

多分これが一番効果的な対策だと思いますが、ちゃんと準備してから相談に伺わないと、ただお説教されに行っただけになります。

相談内容を整理して、条件や結果が記載されている実験ノートを持参した上で相談に伺いましょう !!

おそらく、今後はどういう方針で実験を進めていくのかが話の中心になると思います。

カワラボ
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必ずメモを取りましょう

そして、研究報告会では教員と相談して決めた今後の方針を中心に発表してください。

ただ、相談したのに学生側が全く理解していなかった場合、「だからそうじゃないってこないだ言ったよね💢」となる可能性があるので、頂いたアドバイスは完璧に理解してから発表に臨みましょう。

やむを得ない事情の場合、今後行う実験を具体的に説明する

就活や教育実習といったやむを得ない事情で進捗が無い時は、今後行う実験を具体的に説明しましょう。

論文提出も徐々に迫っているので、そこを見据えて実験計画を立てましょう。

  • 現状と課題
  • 課題への改善策の提案 (必ず複数)
  • 卒論、修論提出までにどこまでやるのか
  • 具体的にどういう実験をするのか
  • どの学会に出るつもりか (院生のみ)

論文提出が迫っているのに、使える実験データがほとんど無い状態は絶対に避けなければいけません

限られた期限内である程度の進捗が必要なので、上手くいかなかった時に、瞬時に別の手を打てる状態が望ましいです。

そのため、前もっていくつか選択肢を用意しておくことは非常に大切です。

カワラボ
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精神的余裕にも繋がります

指導教員が最も危惧しているのは論文提出までに間に合うかどうかなので、学生自身がちゃんと考えていることをアピールできれば、炎上の被害は最小限に抑えられると思います。

最後に

研究生活において最も憂鬱なのが研究報告会だと思います。

今となっては懐かしい思い出ですが、私自身も毎回ドキドキしながら発表当日を迎えていましたし、進捗が無い時は「今日は長くなりそう…」と発表前から絶望していました。笑

どれだけ対策しても炎上するときは炎上してしまいます。

もし炎上しても、研究に対する批判・指摘だけは真摯に受け止め、それ以外の非難は深刻に受け止めないようにしましょう。

研究/進捗報告会への強い苦手意識を少しでも和らげるために必要な心構え
プレゼンが苦手な方でも研究生活では必ず研究/進捗報告をしなければいけません。 大学生であれば講義で何回かプレゼンを経験された方が多いと思いますが、講義とは違い徹底的にダメ出しをされるなど長時間お説教をされる可能性があるのが研究報告会です。 ...
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カワラボ

過去に研究室生活がしんどくて逃げた経験がありますが、なんだかんだで無事に修了することができました! このサイトでは辛い研究生活の乗り越えるためのアドバイスを中心に紹介したいと思います。

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